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【(続)図像が現れました!(メス・アイナク出土品保存修復プロジェクト)】

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 東京藝術大学社会連携センター(ユーラシア文化交流センター)では、アフガニスタンのメス・アイナク遺跡出土品保存修復事業を実施しています。当ブログではその修復過程を紹介しています。

 事業の概要は「ユーラシア文化交流センタープロジェクト」をご覧ください。また、修復作業は東京藝術大学文化財保存修復センター準備室にて行われています。

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 アフガニスタン博物館から修復のために藝大に運ばれた壁画の修理が、いよいよ終盤にさしかかりました。

 表面を覆っていた保護剤をとると、赤いチュニクに白い袈裟の供養者、白いチュニクに赤い袈裟の供養者の図像が現れました。

 壁画は、メス・アイナクのグル・ハミド遺跡から出土したもので、6〜8世紀ごろのものではないかと考えられるそうです。

グル・ハミド遺跡出土からは、二つの仏堂と一つの僧堂が発掘されています。

 このうち、今回、修復した壁画は西仏堂(方堂)の内部に描かれたもので、かつて堂内を撮影した写真から、壁画の上段には泥像の立仏・奉献者群であったことがわかっています。



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