【メス・アイナク出土品保存修復プロジェクト:撮影調査】

February 21, 2018

 東京藝術大学社会連携センター(ユーラシア文化交流センター)では、アフガニスタンのメス・アイナク遺跡出土品保存修復事業を実施しています。当ブログではその修復過程を紹介しています。

 事業の概要は「ユーラシア文化交流センタープロジェクト」をご覧ください。また、修復作業は木島隆康教授(東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻)の研究室にて行われています。

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 2017年12月、アフガニスタン国立博物館の修復専門家2名が来日し、修復を行う壁画1点と塑像頭部2点について、調査のための撮影が行われました。

 

 修復前の壁画(長さ118.00㎝)と塑像頭部(上:高さ18.10cm、下:高さ17.30cm) 

 

 

 

 高精細デジタルカメラで、肉眼では見えないような細部にいたるまで撮影します。

  赤外線カメラでは下書きの線など、紫外線カメラでは補修に使われている接着剤などを撮影することができます。また、これらの写真から絵具の材料の推定も行われます。

 写真は紫外線カメラで撮影した画像。塑像の写真には、応急処置で使用したと思われる接着剤が見られました。

 

 

 さらに、蛍光X線分析装置によって、顔料の元素を化学分析し、これらの情報から総合的に作品の状態を把握していきます。

 

 

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