アジア仏教遺産等の緊急調査事業

 ユーラシアの文化遺産の多くは、相次ぐ戦乱や民族紛争の中で危機に直面しています。

 2001年タリバーンによるアフガニスタン・バーミヤン遺跡の爆破は世界に衝撃を与えました。

 失われた大仏や壁画は、往時の姿をよみがえらせることはできません。

 中央アジアの各地で相次いで発見される仏教遺跡は、インド、ガンダーラからシルクロードを通じて極東の日本にまで伝播した仏教美術の変遷をたどる重要な研究材料です。その遺跡が崩壊・破壊・盗掘などの危機に見舞われています。

 東京藝術大学は、これまで育んできた伝統的な保存修復の技術に加えて、最新の高精細デジタル技術を導入して、かけがえのない人類遺産の保存・保護に貢献していくことを目指していきます。