​弥勒の道再生プロジェクト

  21世紀の幕開けと同時に、タリバン政権下のバーミヤンでは大仏とともに多くの壁画が失われました。東西の大仏のほか、東大仏の西側にあったE窟も爆破され、端正な姿かたちの坐仏は跡形もなく失われました。
 かつて、その坐仏を覆う天蓋を飾っていたのが「青の弥勒」です。この壁画の背景には、アフガニスタン特産の青い鉱石「ラピスラズリ」がふんだんに使われており、それが名前の由来になりました。
 東京藝術大学ユーラシア文化交流センターでは、2016年に再現したバーミヤン東大仏仏龕天井壁画に続き、2018年から3年間にわたって『弥勒の道再生プロジェクト』を行います。
 京都大学、名古屋大学、成城大学などの調査隊が1970年代に記録した画像データを集め、高精細の画像データを作成し、3D復元することで、往時の姿を蘇らせることを目指します。
 なお、本事業は財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売する株式会社ミロク情報サービスの協賛によって実施されます。

爆破されたE窟の「青の弥勒」