文化庁:文化遺産保護国際貢献事業(専門家交流)

「ウズベキスタン共和国等中央アジア諸国における文化遺産保護国際貢献事業」

 本事業は、平成30年度文化庁文化遺産保護国際貢献事業(専門家交流)により実施した「ウズベキスタン共和国等中央アジア諸国における文化遺産保護国際貢献事業」での成果を踏まえた上で、中央アジアのウズベキスタン、キルギス、タジキスタンの3カ国(以下、3カ国と略称)が分断して領有するフェルガナ盆地において既知の考古遺跡の悉皆的遺跡台帳整備、データベース化、遺跡情報のアップデートなどデータベースを自立的に維持管理するシステムを支援し、文化遺産の持続的な保全に必要不可欠な基盤情報を3カ国が主導して確立する体制づくりに寄与することを目的とする。
 

 具体的には、
(1)既存台帳のデータ整備やドキュメンテーション技術の向上に資する技術支援
(2)実地研修による台帳整備にかかる人材の養成など

2019年度は下記の2点を実施した。

(1)3カ国の関係者との本事業の実現に向けた現地打ち合わせ会議及びデジタル技術を用いた遺跡ドキュメンテーション手法の実地研修の実施(平成30年11月。於:ウズベキスタン、タシケント市及びアンディジャン州)
(2)日本国内への招へい研修、専門家間の交流事業の実施(平成31年1月。於:東京藝術大学ほか)

​フェルガナ盆地。ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン領が複雑に入り組む

​実地測量実習を実施した遺跡(ウズベキスタン、アンディジャン州)

2019年度国内招へい研修での講義風景(於 東京藝術大学)