近年、中央アジアを舞台としたシルクロード研究は、日本及び中国による中央アジア各国との共同現地調査の進展とともに、新たな展開を迎えつつあります。12月13日に開催される一般公開のシルクロード国際シンポジウムに引き続き、本研究会では、同国際シンポジウムにお招きした中国及びウズベキスタンの研究者と日本の研究者を講師に迎え、唐代のシルクロードを通じた文化交流に焦点をあてつつ、考古学と美術史の最新成果についてより詳細な議論を展開します。
また、研究会終了後には懇親会も開催します。研究集会へのお申込みの際にはあわせて懇親会へのご出欠につきましてもお知らせください。懇親会会場は東京藝術大学音楽学部キャンパス内の学生食堂キャッスルにて17:00過ぎより2時間程度を予定しています(会費は5,000円)。海外からの講師の方々もご参加されますので、奮ってご参加ください。
参加ご希望の方は下記★をクリックし、「お名前」、「ご所属」、「ご連絡先メールアドレス」、「懇親会参加の可否」を、メールにてお知らせいただければ幸いです。
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日中平和友好条約締結40年周年記念事業
国際研究集会「文化が紡ぐ道」
日時:2018年12月14日(金)13:30-17:00
会場:東京藝術大学上野キャンパス事務局棟(音楽学部側)第2会議室
主催:文化庁、東京藝術大学
言語:日中、日露逐次通訳あり
入場無料・要申込
13:00 開場
13:30-13:35 開会挨拶 前田耕作(東京藝術大学客員教授)
13:35-14:15 「考古と美術からみたソグド文化の東方拡散」
シャキルジャン・ピダエフ(ウズベキスタン科学アカデミー芸術学研究所所長)
14:15-14:55 「青海チベット高原での出会い−唐代シルクロード出土の金銀器」
林梅村(北京大学教授)
14:55-15:05 休憩
15:05-15:45 「敦煌壁画に見るシルクロードの文化交流」
張元林(敦煌研究院敦煌学情報センター長、兼シルクロードと敦煌研究センター長)
15:45-16:05 「砕葉/アク・べシム遺跡発掘調査の新成果」
山内和也(帝京大学教授)
16:05-16:25 「アク・ベシム周辺出土の唐風仏教彫刻」
森美智代(東京藝術大学特任研究員)
16:25-16:35 休憩
16:35-17:00 討議・質疑応答
コメント1:王旭東(敦煌研究院院長)
コメント2:青木健(静岡文化芸術大学教授)
17:00 閉会挨拶 井上隆史(東京藝術大学特任教授)
お申込み・お問い合わせ
東京藝術大学社会連携センター(ユーラシア文化交流センター)
担当:久米、田中
〒110-8714 東京都台東区上野公園12−8 電話: 050-5525-2029 Fax: 03-5685-7814
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